オランダの都市部の火災対策


12月22日(2016)に

新潟県糸魚川で火災が発生しました。

フェーン現象が一因となったようで

150戸を巻き込む大火災となってしまいました。

死者が出なかったのは奇跡的です。

心よりご心配申し上げます。

オランダでも昔は大火事が



オランダのアムステルダムのほぼ中心部に

Begijnhof(べヘインホフ)という地域があります。

Begijn とは、修道請願をせずに

修道女らしく暮らすことをモットーとする

カトリック女子修道会のことで

hof というのは、家々に囲まれた中庭のある一区画のことです。


ここにアムステルダム市内最古の

1420年頃に建てられた

表(ファサード)が木造の家があります。

木造のファサードを持つ家は、

現在2件程度しか市内にありません。


中世アムステルダムには木造の家が林立しており、

家どうしが密着してることもあり、

大火災が相次いで起こっていました。

1521年に木造家屋の建設が禁止され、

今、目にする、レンガ造りで大きな窓を持つ

オランダ独特の家々の町並みが

だんだんと出来上がっていきました。


Begijnhofには

オランダで一番幅の狭い

と言われている家もあります

アムステルダムの喧騒の観光中に

ここを訪れ、ほっと一息つくことができます。




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