黒んぼピーター (Zwarte Piet)の人種差別問題


オランダではクリスマスのサンタクロースより

12月5日から6日にかけての

シンタクラースのほうが

盛大に催し物が行われます。


シンタクラースのお供の

黒んぼピーター (Zwarte Piet)が年々問題になってきています。

Zwarteは、Black 黒 という意味

Piet は、Peter ピーターという意味です。


オランダに住みだして初めてのシンタクラースの日、

予備知識もなく買い物に行ったら、

あまりにも顔が真っ黒で、

目が真っ白、口が真っ赤のコントラストに

びっくりしてしまった記憶があります。


いかに美化しようとしても、

これは白人が植民地を支配していた時

黒人を奴隷や家来として使用していた

名残りです


21世紀になりインターネットも普及し

人の往来も国際的になるにつれ

「人種差別なのではないか」

という議論が活発化しています。


オランダの白人から見れば

伝統的なものでしょうが、

黒人の側から見れば

やはり良い気がするはずはありません。

最近では顔を黒以外に塗るピーターも登場しています。



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